「毎月このExcelに手入力して、担当者が変わるたびにやり方を教え直す」——士業事務所や不動産管理会社からよく伺うお悩みです。実は、自動車整備業界向けに構築してきた「期限管理の自動化」の考え方は、業種を問わずそのまま応用できます。今回は、その具体的な考え方をご紹介します。

なぜ「期限管理」はExcelでは限界がくるのか

契約更新日、書類提出期限、点検・更新のタイミング——こうした「日付を起点に管理する業務」は、士業・不動産管理・整備業などジャンルを問わず数多くの業種に存在します。

Excelでの管理は始めやすい反面、次のような問題が積み重なっていきます。

  • 入力ミスや更新漏れが、担当者の経験や注意力に依存してしまう
  • 「今月中に対応すべき案件」を毎回目視で洗い出す必要がある
  • 担当者が変わると、ファイルの使い方から引き継がなければならない
  • 関係者への通知(リマインド)を、結局は人の記憶に頼っている
実際にあった例:自動車整備業界では、車検の有効期限を「基準日+関連法規に応じた計算ロジック」で自動算出し、対象者を毎月自動でリストアップする仕組みを構築しました。同じ考え方は、契約更新日や免許・資格の更新期限の管理にもそのまま応用できます。

Google Apps Script(GAS)でできること

大規模なシステムを新しく導入するのではなく、日頃お使いのGoogleスプレッドシートやGmail、Googleカレンダーを土台にして自動化する方法です。ゼロから作り直す必要がないため、低コスト・短期間で導入できるのが特長です。

例えば、こんな自動化が可能です

  • 期限が近づいた案件を毎朝自動で抽出し、担当者にメールで通知
  • 入力されたデータをもとに、集計表やレポートを自動生成
  • 複数の担当者が同時に触っても、入力ルールを崩さない仕組み化

機能を詰め込みすぎず、「今の業務フローに馴染む」形で無理なく導入できることを大切にしています。使う人が迷わず扱えることが、定着への一番の近道だと考えているためです。

導入までの流れ

まずは現状の業務フローを丁寧にヒアリングするところから始めます。「どこに時間がかかっているか」「何が属人化してしまっているか」を一緒に洗い出し、コストと効果のバランスが良い部分から段階的にご提案します。オンラインでのご相談にも対応していますので、遠方の方もお気軽にご相談いただけます。

IT WORKS NANBA
Google Apps Script・Access等を活用した業務システム開発、パソコン保守を専門とするITコンサルタント

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